ミ☆ おススメ(?)食べ物 ☆彡

おススメ食べ物の紹介ですが……美維は「鉄の胃袋」です。
誰もが一度はお腹を壊すと言われる中国旅行で美維がそうなったのは
西瓜を丸々一個の半分、一度に食べたときの一回きりです。
あとは、ちょっとキタナイ屋台で食べようが、道端の湧き水を飲もうが
全くの平気でした^^;

というわけで、皆さん、ご自分のお腹の強さと相談して
ご自分の責任でチャレンジするかどうか決めてくださいね。

注:このコーナーは、普通のガイドにあるようなグルメなものではありません。
中国の庶民の味です。

皆さんのオススメがあれば、メールでお知らせください。
ご紹介させて戴きます♪



土家焼餅
最近現地で話題の、中国版ピザ。表面がパリパリとした噛みごたえのあるピザ生地っぽいものに、スパイスが塗られて、お肉がトッピングされてました。あたしはお肉がキライなので剥がして食べましたが、おいしかったです。焼き立てを是非、食べてみてください。
あたしが買ったのは、上海の南京路の東路と西路の境目(第一百貨店とか地下鉄の人民広場駅のある辺り)で西蔵路を少し南下して左手のお店です。2006年1月現在、一枚3元(二枚で5元)でした。いつも行列ができていて、焼きたてのが一瞬で売り切れて、次の焼き上がりを待たないといけない感じです。
干葡萄
名前のとおりで、レーズンです。でも普段よく見かける黒くてベチャッとしたやつじゃなくて、黄緑色のカラカラのやつで、甘みもさっぱり味でおいしいです。レーズンは甘ったるくてベチャッとしてるからキライって人も、これならおいしいと思うかも。
吐魯番(トルファン)葡萄だと思います。というわけで、シルクロード方面へ行けば、あっちこっちで量り売りがあると思います。
(実の上のちっちゃい軸も付いてたりすることが……)
烏龍茶ソーダ
商品名を忘れてしまった。確か『旭日〜』とかいったと思うのですが。青いメタリック缶。
味は、日本のサ店でも見かけるティーソーダです。あたしはおいしいと思ったけど、知り合いの中では、気に入った人とイヤがった人、両方いました。
月餅
日本でも有名なお饅頭ですね。8月になるといろいろなお店で売り出します。普通のアンコのもありますが、みいは果物系のヤツが好きです。昔はバラ売りの安くて大きいヤツを買っていましたが、あるとき上海の友誼商店での試食を一口食べた途端、高モノの高モノたる所以が分りました。中身が果物ジャムのそれは、ホントにめちゃくちゃおいしかったです。
というわけで、高モノの果物ジャム入り月餅、お勧めです。
哈蜜瓜
たま〜に日本でも見かけるハミウリです。中国のシルクロード方面の「哈蜜」という場所が産地です。
だいだい色の果肉でメロンの味がして、歯ごたえは西瓜とメロンの中間って感じ。果物屋さんで丸ごと一つ買うのはツラいけど、街中の出店で一人前にカットしたヤツを買えます。いちばん多く見かけるのは、縦に何等分かして種の部分を取り除き、皮をむいて割り箸みたいなものに差したヤツです。上海では、それを横にも切って一口大くらいにしたのを一人前ずつビニール袋に入れて、氷水で冷やしたヤツを売っていました。
日本では滅多に出会わないし、あっても高いので、中国にいるうちに、たらふく食べましょう。
糖葫蘆
日本の夜店とかのりんご飴のように、いろんな果物を棒に刺して、飴を掛けたもの。りんご、さんざし、いちごなどがメジャーでしたが、最近は種類がグンと多くなっていますね。この間の旅のときは、北京でとても長い棒にいろいろいっぱい刺さったヤツを買いました。内容は、パイナップル、みかん、ぶどう、すいか、さんざし、ミニトマト、きゅうり、でした。西瓜とキュウリは、ちょっと違和感がありましたけど。
ひまわりの種
食用のひまわりの種です。日本と違って殻付きですが、列車やバスの中などでこれをポリポリやってると、暇つぶしになります。
最近は、いろいろな味付きも登場したようです。バター味を始め、なんと苺味や桃味まで見つけました。あと、万里の長城の「八達嶺」の入り口前のフードコートのようなところでは、殻をむいて飴がけしたヤツも売っていました。これは、とってもおいしかったですよ。
珍珠元子
日本の桜餅を白くしたようなお団子。めちゃ、おいしいです。探し方が悪いのか一度しかお目にかかったことはないのですが、あたしが一度だけ食べたその場所は、成都。昔は『歩き方』にも紹介されていた店で店名も「珍珠元子」といい、東風路にありました。これ以上細かい説明はあたしには無理なのですが、気になる人は現地の市内交通図で探してみてください。もし見つけたら、珍珠元子以外にも「便湯」というスープとか「白蜂カオ」という蒸しパンにドライフルーツを入れたようなものなども、おいしいので是非試してみてください。
あー、あたしも、もう一度食べたいなー。
氷激凌・雪カオ(また字が出なかった…)
アイスキャンデー・アイスクリームのこと。何年か前からは日本にもあるのと同じようなものが出てきて、一本5元までくらいで売ってます。でも、敢えてあたしは、紙にくるんで棒が斜めに刺さった昔ふうのヤツ(今はもうないかも)をオススメしたいです。バスのターミナルや列車の硬座の車両なんかで、おじいさんやおばあさんが中にタオルを敷いた籠や木の箱を持って売っていました。こちらは一本一元以下(今は少しは値上がりしてるかもしれないけど)。素朴なおいしさです。いろんな味があって、買って紙を剥いてもらうまでどの味か分かりませんが、あたしは不透明の白いヤツがいちばんのお気に入りです。
八宝粥
普通のお粥とは全く違って、豆類やいろんな穀類を使った甘いもの。350mlの缶ジュースくらいのサイズの缶詰になってます。満腹になりますし、栄養は満点らしいです。あたしは気に入っていて、列車内の朝食用などに買っていますが、イヤがる人もいるかもしれません。お粥だと思うと甘さに抵抗があるかもしれないので、お善哉のようなものだと思ってもらう方がいいと思います。いろいろなメーカーの物が食品店で売られているので、お気に入りを見つけてください。いつだったか、『あるある大辞典』(だったと思う)でも紹介していましたね。
稀飯
お粥。ご存知のように中国のお粥はサラサラで味も殆どないんですが、付け合せに出てくるザーサイを入れたときのおいしいこと! 朝食時に食堂や市場の中を訪れると、たいていどこでも朝食メニューとして出していると思います。どんぶり一杯で5角〜8角くらいで、驚くほど安いのも魅力です。旅行中の朝食はこれで決まり。
あ、たまにザーサイが付いてない店もありますので、MYザーサイを持っていくのもいいと思います。食品屋でアルミ小袋入りのものを買えます。
芝麻球
日本でも売っている点心のゴマ団子。ただし、中国のゴマ団子は大きいんです。大人の握り拳くらいの大きさがあって、香ばしくておいしくて、ボリューム満点! 特に、揚げたては最高です。中国で一度食べたら、もう、日本のなんてつまらなくなります。
雪泥
見た目は悪い漢字ですが、日本のフローズンのようなもの。炭酸は入っていません。前回紹介した「炒氷」よりもよく見かけます。コップにめちゃくちゃ山盛りに入れてくれるところが多いです。暑い日に店先の黄色い機械の中でぐるぐる回されているのを見ると、つい手がでてしまいます。でも、たまにかなり溶けている店もあるので、要注意です。
炒氷
炒めた氷……のワケはない。ガンガンに冷やした大きな金属ボウルのようなものの中に蜜などの液体を入れて、それが周りから固まってくるのをシャクシャクと混ぜて滑らかにした氷菓です。黄、ピンク、白、オレンジなどの色があって、好みで数種類の果物を細切れにして混ぜてくれます。夏には、何杯も食べたくなるおいしさで、とても幸せになります。あたしの連れは、一度に3〜4杯も食べてました。普通はお腹を壊すと思うので、一度に食べる量はほどほどに。露店で売っています。(見かけない町もありますが)
健力宝
こういう名前の、炭酸飲料です。「はちみつレモン」ならぬ「はちみつオレンジ」。中国では、栄養があって健康にいいとされてて、いつぞやのアジア五輪(だったかなー? とにかく体操とかの世界大会)のとき、演技後の選手がよくスポーツドリンクを飲むようなシーンで、この「健力宝」を飲んでいるのを見ました。
 ハチミツの味が結構しっかりあって、おいしいです。それに一応身体にいいとされてるわけだから、疲れたりしやすい旅行中にはいい飲み物かもしれません。あたしはそう思って、缶ジュースを買うときは殆どコレです。
缶はどう見てもビールっぽいです。白い缶に漢字で商品名が記されています。たまに銀の缶のもありますが、これは炭酸が入っていませんでした。
酸牛ナイ
(「ナイ」は「女」へんに「乃」です。手書きで検索して打ち込んでも「?」と表示されちゃって)
ヨーグルトです。これはもう、絶品です。
露店などで牛乳ビンに入れられて売られています。ストローを刺して吸います。パッと見が牛乳なので、今までに見かけていてもヨーグルトだと気付かなかった人もいるんじゃないでしょうか。
西安や長沙(他にもあるかもしれませんが)では、牛乳ビンじゃなくてペラペラの白いカップに入ってます。北京では、薄茶色の陶器の小ツボでした。どれも紙の蓋がしてあって、やっぱりストローを突き刺します。
朝早いと凍りかけてるのもある場合もあって、これがまた格別。とにかく身体にもいいし、あたしは中国にいる間は、手に入る限り毎日一本は必ず食べ(飲み)ます。
菜包
訳せば「野菜まん」。日本には豚まんをはじめ、かなりバラエティ豊かな中華まんが売られていますが、野菜まんは見かけない(どこかにはあるのかも知れないけど、とりあえずあたしは見かけない)ので、中国で包子を食べるときはいつもこれ。餡がニラとかの野菜とキノコを炒めたやつで、本当においしいです。普段は豚まんしか食べない人も一度お試しあれ。
抜絲○○
揚げ物の飴がけ。アツアツでビューンと飴が伸びるのを、一緒に出される小鉢の水にくぐらせて固めて食べます。中国内で中国の雑誌にレシピが載っているのを見つけ、おいしそーだなーと思ってました。そしたら、ある日、食堂でメニューを見ていたときに見つけたのです! 早速注文すると、店員さんが食べ方を教えてくれました。
料理名の後半の『○○』には、中身の食材名が入ります。香蕉(バナナ)、苹果(りんご)がメジャーで、店によっては菠夢(パイナップル)やナイ酥(チーズ)なんていうのもあり、どれもおいしかったです。美維がいちばん好きなのはリンゴのヤツ。リンゴの酸味と飴の甘味がほどよくマッチしてます。
日本でも『大学イモ』とか『中華ポテト』とかっていうサツマイモのがありますよね。あんな感じで、衣が付いてる感じです。
蕃茄炒蛋
「トマトと卵の炒め物」。お肉がキライな美維のために、出会った香港人さんが薦めてくれた料理です。初めて食べて以来大好物になって、旅行中殆ど毎日一度はこれを注文します。
 これと共に、「蕃茄蛋湯」(トマトと卵のスープ)も大好きです。

【おまけ】
「冷菜メニューのトマト」
 たいていの日本人に言うとヘンな顔をされますが、中国ではナマのトマトに砂糖をかけて食べています。美維はなかなかイケてると思うのですが……。(本当は何もかけないのがいちばん好き。市場で超安く買えます)